桜の花も膨らみ始めたある日爺さんがやってきた。
「59重ナンプレ持ってきたぞ」
見ると、「超難問ナンプレ&頭脳全開数理パズル 2012年5・6月号」 学研4月2日発行のおなじみのパズル雑誌であった。まだ何も手をつけていないまっさらのものだ。
「とりあえず買ってきたが、先にやってくれ。」
「でも、これインプットしやすいように六つ切りに切りますよ」
「ああいいよ」
という訳で、59重ナンプレの前にやったテンプレートを使ってインプットをはじめた。一つ切りをインプットするのに約15分、全部で90分かかった。見直すと3か所数字が抜けていた。
早速、PCソフトにかけた。空白セルが2737個もあった。基本技だけの「Only BRCM」という Stratage version でやってみた。おそらくこれで解けるだろうと確信があった。解き順は左上から横に流れるように 9×9 ナンプレの numbering をおこなった。最初のあたりはなかなか埋まらない。
1・・12個、2・・・15個、3・・・7個、といった具合で、 7・・・29個、 20・・・49個 と続く。59番からもどり4順してやっと final answer に達した。時間にして 208.6 minもかかった。( 7は一段目右端のノーマルナンプレ、20は三段目のものである。
解答
二重枠のセルに入る数字は、以下の通りである。
① ( 4, 6) = 2
② ( 28, 16) = 5
③ ( 4, 25) = 8
④ ( 19, 41) = 7
⑤ ( 3, 54) = 1
⑥ ( 31, 42) = 5
⑦ ( 55, 42) = 5
⑧ ( 32, 66) = 4
座標は左上端のマスを ( 1, 1) として、 ( i, j) で表している
合計は、 2 + 5 + 8 + 7 + 1 + 5 + 5 + 4 = 37
2012年4月9日月曜日
2012年3月19日月曜日
悪魔の証明:16ヒントの数独は存在しない。
久しぶりに爺さんがやってきた。
「実は、人間ドックに入ったら、出るわ、出るわ悪いとこばっかりで生きているのが不思議なくらいだよ」
「私もこの間、バリュームを飲みましたよ」
「バリュームなんて最近は飲む量も少ないし、味も良くなったしね。わしも40歳から毎年30年近く飲んできたけど、初めはね。大ジョッキ一杯くらいあったかな。それを一気飲みだ!」
「今はヨーグルト見たいに、イチゴ味とかバニラとか・・おかわりする人もいるとか・・」
「まさかとは思うけど・・ 内視鏡も小さくなったけど、まだ駄目な人がいるね。わしも最初は嫌だったけど、コツを覚えると何でもないようになった。」
「コツってあるんですか?」
「何をするにもコツはあるよ。ただ、これは人から教えられただけでは自分のものにはならない。敷衍している知識をもとに、自分流にあったものを探さなければならない。」
「何だか難しそうですね・・・」
「ところで、数独の話だけど、唯一解を持つ最小ヒント数(表出数)は 17であるって、Gary McGuire というアイルランド人の数学者が証明したんだって。」
「そういえば、むかし McGuire Sisters という歌手がいてね。えーと、黒人だったかなー?」
「それで、理系への数学四月号にかいてあるんだけど、その方法というのが、16のヒント数の数独の配置が存在しないということを「虱潰しに」しらべるアルゴリズムを開発したのだそうですよ。それを使って証明したという・・・・」
「悪魔の証明というのがあってね。{宇宙人は存在する}の証明は可能であるが、「宇宙人なんかいない」という証明は不可能であるというんだ。たまたま地球にきた宇宙人を捕まえれば、(もちろん出来ればの話であるが){宇宙人は存在する}ことは理論上は簡単に証明できるわけだが、{存在しない}ことの証明は全宇宙をそれこそ「しらみつぶしに」探しまわらなければならない。」
「将棋ソフトボンクラーズは、1秒間に1800万手を読むというじゃないですか? 京コンピューターの次は「亥ガイ」「ジョ」「穣ジョウ」「溝コウ」「燗カン」「正」「載」「極」「恒河沙」「阿僧祇」 那由多コンピューターの時代はすぐきますよ。まさに、コンピュータが悪魔の証明をするんですね。」
「コンピューターは悪魔というわけじゃな。わしゃそんな気がしてたよ。59連パロラマナンプレなんてちっちゃいものよ。でも文明の利器は進んでも、文化はすぐには変わるわけではないから・・」
「実は、人間ドックに入ったら、出るわ、出るわ悪いとこばっかりで生きているのが不思議なくらいだよ」
「私もこの間、バリュームを飲みましたよ」
「バリュームなんて最近は飲む量も少ないし、味も良くなったしね。わしも40歳から毎年30年近く飲んできたけど、初めはね。大ジョッキ一杯くらいあったかな。それを一気飲みだ!」
「今はヨーグルト見たいに、イチゴ味とかバニラとか・・おかわりする人もいるとか・・」
「まさかとは思うけど・・ 内視鏡も小さくなったけど、まだ駄目な人がいるね。わしも最初は嫌だったけど、コツを覚えると何でもないようになった。」
「コツってあるんですか?」
「何をするにもコツはあるよ。ただ、これは人から教えられただけでは自分のものにはならない。敷衍している知識をもとに、自分流にあったものを探さなければならない。」
「何だか難しそうですね・・・」
「ところで、数独の話だけど、唯一解を持つ最小ヒント数(表出数)は 17であるって、Gary McGuire というアイルランド人の数学者が証明したんだって。」
「そういえば、むかし McGuire Sisters という歌手がいてね。えーと、黒人だったかなー?」
「それで、理系への数学四月号にかいてあるんだけど、その方法というのが、16のヒント数の数独の配置が存在しないということを「虱潰しに」しらべるアルゴリズムを開発したのだそうですよ。それを使って証明したという・・・・」
「悪魔の証明というのがあってね。{宇宙人は存在する}の証明は可能であるが、「宇宙人なんかいない」という証明は不可能であるというんだ。たまたま地球にきた宇宙人を捕まえれば、(もちろん出来ればの話であるが){宇宙人は存在する}ことは理論上は簡単に証明できるわけだが、{存在しない}ことの証明は全宇宙をそれこそ「しらみつぶしに」探しまわらなければならない。」
「将棋ソフトボンクラーズは、1秒間に1800万手を読むというじゃないですか? 京コンピューターの次は「亥ガイ」「ジョ」「穣ジョウ」「溝コウ」「燗カン」「正」「載」「極」「恒河沙」「阿僧祇」 那由多コンピューターの時代はすぐきますよ。まさに、コンピュータが悪魔の証明をするんですね。」
「コンピューターは悪魔というわけじゃな。わしゃそんな気がしてたよ。59連パロラマナンプレなんてちっちゃいものよ。でも文明の利器は進んでも、文化はすぐには変わるわけではないから・・」
2012年2月26日日曜日
ナンプレ戯れ歌
川柳の師匠である爺さんがやってきた。
「近頃、59葉パノラマナンプレというのが見かけなくなったな。」
「そうですかね。難問ナンプレの雑誌とかはよくありますがね・・・」
「それが、閉じ込み付録のようなのがないんだ。ちっちゃいのならあるんだけどね。」
「なぜでしょう?」
「時間がかかるだけで、易しすぎるので、人気がないんかな。」
「ちっちゃいのでもやってみたら、どうですか?」
あまり乗り気ではなさそうだ。
ところで、数独戯れ歌というのを作ったんですけど・・
数独の戯れ歌
ルールを習う幼稚園
ニコリと解けて小学生
パターン美見えて中学生
難問挑戦 高校生
作問に凝りだす大学生
友、ブログに集う卒業生
爺さんの評:
「ニコリと解けて」のところ 「解けてニッコリ」とする。この方が数独のニコリ社との関わりがよく伝わり、達成観も込められる。。その次「中学生ではまだ、パターン美は見えんだろう。」「難問挑戦中学生とする。」「次がパターン美見えて高校生だが、パターン美より、「見た目に拘る高校生」とすると余裕が感じられるとおもうんじゃが・・・」「それとも原題の「景色が見えて」に近いのが、「構図とかデザインとか・・・ 模様とかだが、やっぱりわかりやすいのが見た目かな?」
あと、「手筋をこねる修士生」とか「競技にはばたく博士生」とか追加しても面白い。最後は、
「ああ、数独マニア誕生卒業生」ぐらいではどうかね。
「最後のフレーズ、語呂が悪いですけど・・・」
「 じゃ、数独を取ろう」
「最後のフレーズ、語呂が悪いですけど・・・」
「 じゃ、数独を取ろう」
以上まとめると、爺さんの添削結果、
ルールを習う幼稚園
解けてニッコリ小学生
難問挑戦 中学生
見た目に拘る高校生
作問に凝りだす大学生
手筋をこねる修士生
競技にはばたく博士生
ああ、マニア誕生卒業生
2012年1月15日日曜日
将棋ソフトが米長名人をやぶる。
今朝の新聞によれば、前回11月2日の爺さんの予想は見事に外れて、将棋ソフトが米長元名人に勝った。
前回の予想を再掲載すると、
「で、どちらが有利なんですか?」「もちろん米長棋聖の勝利間違いなし。傍目から見ても、優勢は間違いなし。絶対といっていい。八百長がなければね。」「大そうな自信ですね。天皇賞も外した癖に。」「まあ、見ておれ。人間の脳はそんな軟なものではないからな。」
勝利したのは、49歳の会社員が開発した「ボンクラーズ」というふざけた名前のソフトである。いや、本当に「ぼんくら」なソフトだと思っているからだろう。
爺さんの言い訳。米長名人は、名人といっても引退して8年になる老棋士。疲れがでると、ミスをする。コンピューターは、ミスをしないのが取り柄。それに今回のソフトは、勝機を逃さずに攻めるという攻撃アルゴリズムが付加されているようだね。
来年はさらにアルゴリズムを強化して、プロの現役棋士に勝てるものにすると勝者の鼻息は荒い。その新しいアイディアもあるのであろう。来年の第2回電王戦が待ちどおしい。
前回の予想を再掲載すると、
「で、どちらが有利なんですか?」「もちろん米長棋聖の勝利間違いなし。傍目から見ても、優勢は間違いなし。絶対といっていい。八百長がなければね。」「大そうな自信ですね。天皇賞も外した癖に。」「まあ、見ておれ。人間の脳はそんな軟なものではないからな。」
勝利したのは、49歳の会社員が開発した「ボンクラーズ」というふざけた名前のソフトである。いや、本当に「ぼんくら」なソフトだと思っているからだろう。
爺さんの言い訳。米長名人は、名人といっても引退して8年になる老棋士。疲れがでると、ミスをする。コンピューターは、ミスをしないのが取り柄。それに今回のソフトは、勝機を逃さずに攻めるという攻撃アルゴリズムが付加されているようだね。
来年はさらにアルゴリズムを強化して、プロの現役棋士に勝てるものにすると勝者の鼻息は荒い。その新しいアイディアもあるのであろう。来年の第2回電王戦が待ちどおしい。
2011年11月2日水曜日
米長永世棋聖の健闘を祝福
諸国漫遊の旅から爺さんがかえってきた。「EUがこんな状態になっているのに、国民は静かなものだ。どこもかしこも、移民ばかりで、自分の国のことなんてどうでもよいのだろう。連合政権では対処できないな。」
「新しい59連ナンプレが発売されていますよ。」と水を向けたが乗ってこない。「日本は平和でいいね。原発の放射能とか、普天間基地とか、TPP問題とか騒いでいるけど、面白いけど興味ないね。いずれも実は内政問題、動かない方がいいんだよ。なるようになるよ。ケセラセラ。」
「ナンプレはもうやめですか?」と聞くと「しばらくお休みをいただくよ。これからは、難問ナンプレに取り組む。それより、来年1月14日に行われる米長永世棋聖と将棋ソフトの対戦に興味あるね。」「どちらがかちますかね?」と私。「去年の今頃は、清水市代女流王将が「あから2010」という将棋ソフトに負けていますが。」
爺さんいわく「あからさまにはいえないが、黙っていてはわからない。」「あからって10の何乗かでしょう?」「224乗で、ア、カラと覚える」「何の事だか分りませんが。」「大変大きい数ということじゃ。」
「で、どちらが有利なんですか?」「もちろん米長棋聖の勝利間違いなし。傍目から見ても、優勢は間違いなし。絶対といっていい。八百長がなければね。」「大そうな自信ですね。天皇賞も外した癖に。」「まあ、見ておれ。人間の脳はそんな軟なものではないからな。」
「新しい59連ナンプレが発売されていますよ。」と水を向けたが乗ってこない。「日本は平和でいいね。原発の放射能とか、普天間基地とか、TPP問題とか騒いでいるけど、面白いけど興味ないね。いずれも実は内政問題、動かない方がいいんだよ。なるようになるよ。ケセラセラ。」
「ナンプレはもうやめですか?」と聞くと「しばらくお休みをいただくよ。これからは、難問ナンプレに取り組む。それより、来年1月14日に行われる米長永世棋聖と将棋ソフトの対戦に興味あるね。」「どちらがかちますかね?」と私。「去年の今頃は、清水市代女流王将が「あから2010」という将棋ソフトに負けていますが。」
爺さんいわく「あからさまにはいえないが、黙っていてはわからない。」「あからって10の何乗かでしょう?」「224乗で、ア、カラと覚える」「何の事だか分りませんが。」「大変大きい数ということじゃ。」
「で、どちらが有利なんですか?」「もちろん米長棋聖の勝利間違いなし。傍目から見ても、優勢は間違いなし。絶対といっていい。八百長がなければね。」「大そうな自信ですね。天皇賞も外した癖に。」「まあ、見ておれ。人間の脳はそんな軟なものではないからな。」
2011年8月12日金曜日
津浪の町の揃ふ命日
爺さんが言っていた。
「十四字詩というのがあってな。七七の端正なリズムの、山葵の効いた凝縮された表現が持ち味じゃ。和歌の下の句を切りだしようなものでな。上の句を想像すると暗喩のようで味わいがある」
「川柳番傘6月号で紹介されている。「津浪の町の揃ふ命日」というのは、古く{俳諧武玉川}に載っているものじゃ。上の句を連想するだけで、今じゃ恐ろしいものになった」
「怪しいお米セシウムさん」もそうですねと私。何となく調子のよいフレーズだと思ってました。「美味しいお米セシウムさん」ならどうですか?
「十四詩として、悪くはないが、インパクトがない。コマーシャルのキャッチフレーズになってしまう。怪しいといったところが不気味さを醸し出している」「作者は詩心がある?」「そういう問題じゃないけど、TPOを考えないとね」
宿題だと爺さん。上の句をつけてみよ。{あってはならない やってはいけない}{そんなことなど もう知らない}
爺さんの例。 「手に唾し 気合いを入れる 頑固寿司」 あってはならない やってはいけない
私の例。 「原発の 安全説いた 教授達」 そんなことなど もう知らない
Q32 の解答 4葉21行、21列 79番 行番号101
「2」+「6」+「8」+「9」= { 25 }
「十四字詩というのがあってな。七七の端正なリズムの、山葵の効いた凝縮された表現が持ち味じゃ。和歌の下の句を切りだしようなものでな。上の句を想像すると暗喩のようで味わいがある」
「川柳番傘6月号で紹介されている。「津浪の町の揃ふ命日」というのは、古く{俳諧武玉川}に載っているものじゃ。上の句を連想するだけで、今じゃ恐ろしいものになった」
「怪しいお米セシウムさん」もそうですねと私。何となく調子のよいフレーズだと思ってました。「美味しいお米セシウムさん」ならどうですか?
「十四詩として、悪くはないが、インパクトがない。コマーシャルのキャッチフレーズになってしまう。怪しいといったところが不気味さを醸し出している」「作者は詩心がある?」「そういう問題じゃないけど、TPOを考えないとね」
宿題だと爺さん。上の句をつけてみよ。{あってはならない やってはいけない}{そんなことなど もう知らない}
爺さんの例。 「手に唾し 気合いを入れる 頑固寿司」 あってはならない やってはいけない
私の例。 「原発の 安全説いた 教授達」 そんなことなど もう知らない
Q32 の解答 4葉21行、21列 79番 行番号101
「2」+「6」+「8」+「9」= { 25 }
2011年8月9日火曜日
You might think summer hot fish.
爺さんはいった。「昔、温度差という言い方が流行った時期があってね。なんでも温度差を使いたがる輩が横行した。たとえば、部下に{君の提案は会社の方針と大分温度差があるよな}という風にな」
「何たる上から目線!」と私。「そうそうその言い方と同じようなもの。ただ使い方間違ってるぞ。上司が言っているのだからこの場合は、それでいいんだ」
「そのうち、面白いものでな。部下のなかで、馬鹿の一つ覚えみたく会議でも、打ち合わせでも温度差を連発する者があらわれた。言葉はウイルスみたようなもので伝染するんだ」
「私もその表現、聞きましたよ」と私。「取引先から帰った同僚なんですが、言ってましたよ」
「いや~、まいった、まいった。先方とは、随分温度差感じました。この暑いのにあの会社、節電とかいって、冷房切ってるんですよ。打ち合わせに、ウチワ配りましてね」
言うまいと 思えど夏の 暑さかな
Q30 の解答 4葉24行、18列 Pattern 78 (100)
empty cell = 190
determined cell = 152
「5」+「2」+「4」+「5」=「16」
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