爺さんが言っていた。
「十四字詩というのがあってな。七七の端正なリズムの、山葵の効いた凝縮された表現が持ち味じゃ。和歌の下の句を切りだしようなものでな。上の句を想像すると暗喩のようで味わいがある」
「川柳番傘6月号で紹介されている。「津浪の町の揃ふ命日」というのは、古く{俳諧武玉川}に載っているものじゃ。上の句を連想するだけで、今じゃ恐ろしいものになった」
「怪しいお米セシウムさん」もそうですねと私。何となく調子のよいフレーズだと思ってました。「美味しいお米セシウムさん」ならどうですか?
「十四詩として、悪くはないが、インパクトがない。コマーシャルのキャッチフレーズになってしまう。怪しいといったところが不気味さを醸し出している」「作者は詩心がある?」「そういう問題じゃないけど、TPOを考えないとね」
宿題だと爺さん。上の句をつけてみよ。{あってはならない やってはいけない}{そんなことなど もう知らない}
爺さんの例。 「手に唾し 気合いを入れる 頑固寿司」 あってはならない やってはいけない
私の例。 「原発の 安全説いた 教授達」 そんなことなど もう知らない
Q32 の解答 4葉21行、21列 79番 行番号101
「2」+「6」+「8」+「9」= { 25 }
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