珍しく新年早々に爺さんがやってきた。
「いや・・ おみでとう!」
「何ですか?その「おみでとう」というのは。まさか、巳年に引っかけたのでは?」
「あたりー。おめでとう」
「ほれほれ、これ見てみろよ。」と差し出した一切れの切り抜き記事。
「去年は、予想がはずれて大失態」米長邦雄永世名人の勝利を予測したにも関わらず、予想に反して、コンピューター「ボンクラー」に敗れてしまった。
「そのショックで永世名人は急逝した。」とまたもや、たちの悪いダシャレをいう。
その記事には、今年、第2回の棋士とコンピュータの対戦が、3月23日から4月20日にかけて開催されるという。今度は、本格的な戦いで、棋士は塚田九段を始め5名、ソフトも世界コンピュータ選手権に参加した5チームが団体戦で戦う。第一局から第五局まで、3勝するまで、一日一局で行われる。
「今年はコンピューターだろう」と爺さんは予測した。コンピュータ・ソフトは「ポカ」はやらないし、毎年、強くなることはあっても、弱くはならないからだ。
さて、第2回将棋電王戦如何なる結果となるのか、楽しみである。
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